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賃貸生活はメリットがいっぱい!

結婚や出産といったライフサイクルの節目の時期には、賃貸物件に住み続けるか家を購入するかで
迷うカップルが多くなります。
また、シングルの人も30歳前後になると、ずっと家賃を払い続けるのと住宅ローンを組むのとでは、
どちらが得なのかと悩むことが多くなるでしょう。
昔は「家は財産になるから」と購入を勧めたものですが、近年では持ち家にこだわらない人も非常に
増えています。
そこで、今回は賃貸生活のメリットについて、さまざまな角度から考えてみましょう。

全国&3大都市圏の持ち家住宅率は?

全国の持ち家の数は3,037万戸で、公営・公社・民営などを合わせた借家の数は1,774万戸。住宅全体に占める持ち家の割合(持ち家住宅率)は6割を超えていますが、これは平成15年と同率です。
しかし、持ち家住宅率が7割を超えるのは秋田県、富山県、福井県、新潟県など地方であり、地価の高い大都市圏の東京都は33.5%、大阪府は42.8%と低い傾向にあります。

住宅の所有の関係別割合―全国(平成20年)
持ち家住宅率―全国および3大都市圏(平成20年)

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20~30代の持ち家派と賃貸派は?

世帯主の年齢と住宅の所有の関係(平成17年)

持ち家(世帯) 賃貸(世帯)
20~24歳 ファミリー 3万1,961 20万2,463
シングル 3万4,175 146万4,543
25~29歳 ファミリー 26万95 83万8,151
シングル 7万1,460 129万7,010
30~34歳 ファミリー 98万4,165 144万6,648
シングル 12万8,990 109万3,197
35~39歳 ファミリー 153万7,041 123万4,562
シングル 16万1,784 76万3,027

世帯主の年齢と住宅の所有に関する調査によると、20~30代の世帯ではハッキリとした傾向が読み取れます。
ファミリー世帯は20代のうちは賃貸派が圧倒的ですが、30代後半になると住宅の購入に傾く人が多くなります。シングル世帯にも、ややその傾向が見られます。
シングル世帯は賃貸生活を選択している人が大多数ですが、40代に入っても未婚・非婚かどうかによって、賃貸か購入かを検討しようというところでしょうか。

ファミリー:核家族世帯(夫婦のみ、夫婦または男親か女親と子ども)
シングル:単独世帯


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買う・借りる、どちらがオトク?

以前なら「家賃を払い続けるのはムダ」という考え方が多数を占めましたが、最近ではマンションを買うのも借り続けるのもトータルでは差がないという意見も聞くようになりました。
そこで、賃貸マンションに住んで月々12万5,000円の家賃を払う場合と、毎月の支払額を同じぐらいに設定して4,000万円のマンションを買った場合とで試算しました(※物件の所在地や広さなど諸条件は考慮せず)。
現実的には家賃やローン金利の変動があったり、管理費・固定資産税などが物件によって異なったりするので誤差は生じますが、48年間の総額を見る限り、大差はなさそうです。

賃貸

前提条件 賃料12.5万円、共益費1万円のマンション。
2年ごとの更新時、更新料1か月分、8年ごとに引っ越し。
引っ越し費用は15万円。
金額は変動しないものとして計算。

1物件(8年間)にかかる総額

入居時支出 敷金(家賃1ヵ月) 125,000
礼金(家賃2ヵ月) 250,000
仲介手数料(家賃1ヵ月) 125,000
入居後支出 賃料(8年間) 12,000,000
共益費(8年間) 960,000
更新料(家賃1ヵ月×3回) 375,000
  総額 13,835,000

48年間の総額

  入居時支出 3,000,000
  入居後支出 80,010,000
  引っ越し費用(15万円×6回) 900,000
  総額 83,910,000

購入

前提条件 物件価額4,000万円のマンション。頭金800万円、諸費用200万円。
3,200万円を35年返済、金利3%で借り入れ、毎月返済額約12.3万円。
管理費・修繕積立金 毎月2万円。

 

入居時支出 頭金 8,000,000
諸費用 2,000,000

年間総額

入居後支出 住宅ローン返済(年間) 1,476,000
管理費・修繕積立金(年間) 240,000
固定資産税・都市計画税 120,000

48年間の総額

  入居時支出 10,000,000
  入居後支出 68,940,000
  リフォーム代 5,000,000
  総額 83,940,000

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こんなにある、賃貸生活のメリット!

自由度

  • 好みのライフスタイルに合う間取りが選べる。
  • 転勤者などが利用しやすい。勤務地が移動しても近くに引っ越せばOK。
  • 結婚、出産、子どもの独立、親との同居など、さまざまなライフサイクルの変化に合わせて住み替え可能。
  • 住んでみて居心地が悪かったり、近隣トラブルや物件の老朽化が問題になったりしても、引っ越せば解決できる。
  • 周辺の環境が変わって気に入らなくなっても、転居すれば良い(バルコニー側に高い建物が建った、隣にビルが建って
    日当たりが悪くなった、近くの緑地が駐車場になった、上下階や隣戸に困った人が引っ越してきた等)。
  • ペットを飼いたくなったら、設備の充実したペット専用マンションが選べる。
  • 生活に変化を求める性格や、飽きやすくて引っ越し好きな性格には賃貸が向いている。

経済面

  • 土地と建物の固定資産税、都市計画税、修繕積立金などが掛からない。
  • 建物を維持するための費用や税金、設備の保守のための修繕費などの責任を負わなくて済む。
  • 毎月の家賃は発生するが、多額の住宅ローンの負担はない。
  • 土地が値下がりしても関係ない。
  • 転職などで収入がダウンしても住み替えで対応できる。

精神面

  • 購入の場合より手続きが簡単で、ローン審査もないから気がラク。
  • 長期間にわたる住宅ローンの返済に追われるというプレッシャーがない。
  • 地価の変動によって資産価値に影響が及ぶ不安や心配を感じなくて済む。
  • 地震など災害による不動産資産の損失を考えなくていい。
  • 住み替えるたびに新築やリフォームしたての物件を選んで気分一新することもできる。
  • 結婚するとき、お互いの生活のペースがまだつかめないうちは、いきなり持ち家で同居し始めるよりも賃貸で暮らしてみるほうが安心。

賃貸に関する用語を知っておこう!

フリーレント

家賃や駐車料金などが一定期間、無料になること。不動産の広告などに「○か月フリーレント」の表示があれば「入居時から○か月分の家賃が無料になる」という意味。入居時の費用の負担が軽減できるので、入居者にとってはうれしいサービス。

終身借家(しゃくや・かしや)制度

「高齢者居住法」による借家権のことで、都道府県知事の認可を受けたバリアフリー賃貸住宅が対象。60歳以上の人(単身または60歳未満の配偶者か高齢の親族の同居人のいる人)が借り主となり、死亡まで住み続けられるシステム。同居人は借り主が死亡しても契約は継続可能。

保証人代行システム

賃貸契約の際に必要な連帯保証人を第三者機関が代行してくれる仕組み。費用は各社で異なるが、契約時に月額賃料の30~50%、更新時に年間10,000円程度。中にはアヤシイ業者もいるので、契約する物件の管理会社が提携している代行会社が無難。


定期借家(しゃっか・しゃくや)権・定期借家契約

更新がなく、期間が満了すると契約も終了する賃貸借契約のこと。契約期間は貸主(オーナー)と借主(入居者)の合意があれば、1か月でも10年間でも自由に設定できる。貸主からの途中解約はできないが、親族の介護や転勤等やむを得ない事情がある場合は借主からの途中解約が可能。ただし、200m²以上の住宅・事業用物件は特約がなければ中途解約できない。

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総評

今回の特集を読んで「賃貸生活には思っていた以上にメリットがあるな」と思われたのではないでしょうか。
購入を考えている人も「何が何でも買わなきゃ!」とは思い込まず、賃貸生活のメリットも考慮しながら、じっくり検討しましょう。
また、今後も不動産に関する新たな法律や制度が整えられていく可能性もありますが、そうした内容は細かくて難しいので、つい調べるのも面倒になるものです。
賃貸派であれ購入派であれ、不動産に関することなら信頼の置けるアドバイザーのいる不動産店に相談してみるのが一番です。
ぜひお気軽に不動産店を訪ねてみてくださいね!

資料:「平成20年住宅・土地統計調査(速報集計)」2009年7月28日公表(総務省 統計局)
    「平成17年国勢調査(住居の状態 第22表)」2006年10月31日公表(総務省 統計局)から抜粋