福岡市中央区の不動産情報

福岡県福岡市中央区の地域情報

福岡市中央区は、福岡市の中央部分に位置する面積約15.16㎢の区です。古くは福岡と大陸が交流していた7世紀後半から11世紀より、大陸からの客人を迎えもてなす役割を果たしていました。その後、江戸時代には黒田長政が福岡城を築き、それからは城下町として発展しました。

明治時代になると官庁街が形成されさらに賑わいを見せ、今日でも文化や商業の中枢として多くの企業も集まっています。

福岡市中央区のアクセス環境

大手私鉄の西日本鉄道では、鉄道事業とバス事業が行われています。鉄道事業の西鉄では天神駅から大牟田駅までを結び、大牟田駅からはJR鹿児島本線に乗換えができます。またバスは福岡市全区内だけでなく近隣の春日市などでも運行されています。ほかにも福岡都心100円バスというバスが運行され、博多駅から蔵本や天神、薬院駅を結ぶ福岡都心エリアを運賃100円に設定したもので、地元民のみならず観光客の利用も多いバスとなっています。

主要道路としては福岡都市高速があるほか、東西にかけて国道202号が走っています。天神エリアからは福岡空港への直行バスもあり、福岡空港国際線ターミナルまでは約33分で到着できます。

流行の発信地・天神

天神は九州最大の繁華街として広く知られています。天神の歴史は黒田長政が水鏡天満宮を移し、そこから天神という地名が使われるようになったといわれています。その後、時代の動乱を超えて発展を続け、1976年には天神地下街がオープンしました。現在、天神町歩きにも力が入れられ、歴史名跡や隠れスポットを紹介するまち歩きマップも作られました。

大型商業施設や飲食施設が集まるほか、定期的にさまざまイベントも行われています。子ども向けのイベントや施設もあり、幅広い年齢層に受け入れられる街といえます。

賑わいを見せる利便性が高い中央区

福岡市中央区は「人が集い、人が輝き、人がやさしいまち」を目標にしています。中心地として人が集まる一方で、区の面積に占める公園の割合は10％を超えており、自然が楽しめる公園のほか、福岡市動植物園には年間70万人が訪れています。観光地としてのエンターテイメント性に優れているのと同時に区民にも愛されている区といえます。

さらに特筆すべきなのは福祉医療施設の充実度です。国立病院九州医療センター、福岡市こども総合相談センターえがお館などがあるなど、区民の利便性に対しての配慮が見られます。多くの企業が集まり人口も増加傾向にある、暮らしやすい街だといえるでしょう。

（※表示の電車所要時間は日中平常時のものです。実際の所要時間は時間帯により異なります。また、乗り換えや待ち時間は含まれておりません。ダイヤ改正などにより変更になる事もあります。）