Myリバブル

首都圏
  • 閲覧履歴

  • 保存した検索条件

    最近検索した条件

これなら安心!集合住宅の最新セキュリティ 住まいを狙う犯罪の多くは空き巣です。警視庁の調べ(平成19年上半期[1月〜6月])によると、侵入窃盗が発生した場所の7割近くが住宅で、そのうち集合住宅は4割を超えています。実際に怖い思いやヒヤッとした体験のある人も多いのではないでしょうか?毎日、安心して暮らすためにも、お部屋を選ぶときは防犯設備のチェックが非常に大切です。そこで、今回はセキュリティの観点にもとづくお部屋選びのポイントと、暮らしに役立つ防犯の知識を紹介します。

空き巣が狙いやすいのは、集合住宅の低層階。


侵入窃盗の場所別発生状況

侵入窃盗の場所別発生状況

(平成19年上半期[1月〜6月]/警視庁)

侵入窃盗の発生場所は住宅全体で64.7%。そのうち4階建て以上の中高層住宅は15.2%、その他の住宅(3階建て以下の共同住宅やテラスハウス等)は26.9%と、一戸建て住宅よりもマンションなどの集合住宅のほうがターゲットとなりやすく、中でも低層階が狙われやすいという傾向がうかがえます。


侵入の手口は、多様化とともに巧妙に。

中高層住宅 (4階建て以上の共同住宅)

その他の住宅 (3階建て以下の共同住宅やテラスハウス等)

【侵入手段】中高層住宅(4階建て以上の共同住宅)

【侵入手段】その他の住宅 (3階建て以下の共同住宅やテラスハウス等)

侵入手段 (平成19年上半期[1月〜6月]/警視庁)
中高層住宅に侵入されたケースではガラスを割る方法が最も多く、次いで無締まり(無施錠・カギの掛け忘れ)によるもの、サムターン(ドア内側のカギの開閉用ツマミ)回し、合鍵(隠しておいた合鍵を盗むか複製する)、錠破り(ドアと壁の間に工具を押し込んで錠を破壊)などが手段として挙げられます。その他の住宅の場合はガラス破りが5割を超え、次いで無締まり、合鍵、サムターン回し、錠破りといった手口で侵入されています。

年々、防犯に対する意識は高まる一方。


必要と感じる防犯設備

設備・仕様のニーズ (21C.住環境研究会調べ)

1990年代末からピッキングによる犯罪が増加し、2003年にはピッキング防止法が施行されました。当時、ディンプルキーやオートロックといった防犯設備が必要だと感じる人は4〜5割でしたが、それらが普及してきた2006年では7割前後の人が必要性を感じており、テレビモニター付きオートロックが必要だと思う人も5割以上と、セキュリティに対する意識は年々、高まっています。




防犯対策を行う人々が増えたことで、ピッキングによる被害は減少しつつあります。ところが、その代わりにサムターン回しなど新しい手口が横行するようになりました。
一般の住宅を対象とする侵入窃盗は、全国で14万2,945件(平成17年/警察庁)発生しており、一日につき約392件もの住宅が空き巣などの被害にあっているのです。恐ろしいのは、侵入した窃盗犯と鉢合わせとなり、窃盗犯が強盗に変わるケースもあることです。


居住用賃貸物件を探すpage top

お部屋に犯罪者を侵入させないためにも、セキュリティの最新事情をチェックしてみましょう。

今どきのセキュリティ ―建物編―
今どきのセキュリティ ―建物編―

空き巣は入りやすく逃げやすい建物に目を付けます。建物の周りに死角があったり、簡単によじ登れる構造だったりすると、空き巣は第一関門をクリアしたも同然。また、共用の玄関がオートロックでも、誰もが外階段や屋上へ自由に出入りできる構造では、不審者が侵入してもわかりにくいのです。
その防止策として、見通しやすく登りにくい外壁やフェンスを設けたり、共用スペースに記録可能な防犯カメラを設置したりするマンションも増えています。
ほとんどの空き巣は留守がちな部屋と居住者の生活時間帯を調べて、充分に下見をしてから侵入します。郵便物やゴミ袋などから世帯の人数、名前、電話番号といった個人情報を得ようとしますから、郵便受け箱や宅配ボックス、ゴミ置き場などの位置やカギの有無にも注意が必要ですね。
最新の高度なセキュリティシステムが導入されている集合住宅なら理想的ですが、そうでない場合は、お部屋を選ぶ際に防犯上のどの部分が足りないかをきちんとチェックして、効果的な対策を講じましょう。

体験談 建物の死角を利用した空き巣の被害に!


4階建ての小さなビルの2階に住んでいたとき、空き巣に入られたことがあります。建物の正面は見通しのよい道路に面しているのですが、僕の部屋は道路とは反対側にあって、2面の掃き出し窓のあるベランダの向かいは2階建ての住宅でした。敷地はブロック塀で囲まれていて、ベランダの下の庭に高い木が植えてありました。そこが完全に死角となっていたらしく、空き巣は木に隠れるようにして、ブロック塀や隣接するマンションのベランダを足場に僕の部屋のベランダに上り、窓ガラスを割って侵入したようです。共用の玄関や内階段はそれぞれ1か所で外階段などはない建物だったため、部外者は入りにくいと思い込んでいたのですが、窓から入られてしまいました。被害は旅行用にと銀行から引き出しておいた現金10万円です。今は高層マンションに住んでいますが、選ぶときには徹底的にセキュリティ面を比較して防犯性の一番高い物件に決めました。

(K・Mさん/男性/33歳)



居住用賃貸物件を探すpage top

今どきのセキュリティ ―お部屋編―
今どきのセキュリティ ―お部屋編―

住戸で狙われやすいのは、やはり死角の位置にあるお部屋です。周囲から見られにくいのはプライバシーが確保できて良いと思いがちですが、見えにくいのは空き巣にも好都合というわけですね。
プライバシーを守るという点では、洗濯物を外に干さない人も増えています。女性は下着などの盗難防止のためでもありますが、洗濯物は性別や生活パターンを空き巣に知らせることにもなりかねません。それを避けるためにも洗濯機置き場は室内にあるほうが良いですし、いつでも洗濯物が干せる浴室乾燥機もあると便利でしょう。
空き巣がガラス破りをするときは、窓のクレセント錠(三日月形のカギ)付近のガラスを割って解錠します。防犯ガラスやシャッター雨戸、窓用の補助錠などの設備があれば侵入までに時間が掛かるので、断念する空き巣も多いそうです。ベランダにセンサー付きライトが付いていれば、さらに効果的ですね。
玄関ドアから侵入する場合は、特殊工具を挿入するためにドアスコープを取り外したり、ノブ付近にドリルで穴を開けたり、ドアの側面や上部のすきまからこじ開けたりします。そのため、ドアは破壊に強い材質・構造であることが一番。そして、1つのドアに2つ以上のカギを付ける「ワンドア・ツーロック」を基本に、防犯サムターンや防犯性の高いシリンダー、補助錠など複数の防犯対策が施してあれば安心です。
最近では磁気式カードキーやテンキー(暗証番号)式ロック、指紋認証キーなど、従来のカギを使わないタイプも登場しており、カラーモニター&録画機能付きインターフォン、24時間ホームセキュリティ(監視システム)など防犯設備の高機能化も進んでいます。

体験談 オートロックに安心して戸締まりを忘れた!


私の部屋に泥棒が入ったのは、12階建てマンションに住んでいた頃です。エントランスはオートロックの上、居住フロアは7階で女性限定だったので、安心感があって戸締まりは油断しがちでした。でも、ある日、7階の全員の部屋に泥棒が入ったのです。私は買ったばかりのノートパソコンが盗まれ、お隣の女性はジュエリー、その隣はお財布とカードケースというふうに金目の物だけ持ち去られました。警察は窃盗グループの犯行だろうと言っていましたが、7階の人たちは私と同様に部屋のカギを掛けていませんでした。オートロックでも空き巣は住人に続いて入ったり、宅配業者や水道局だと名乗って開錠させたりするそうで、犯人たちはエントランスから堂々と入って荒らしまわったようです。戸締まりをしなかったのは私の不注意ですけれど、泥棒が入った部屋だと思うと怖くて眠れなくなりましたし、不快なので、すぐに引っ越しました。今のマンションもオートロックですが、ゴミ出しのときでも必ず玄関のドアと窓のカギを掛ける習慣がつきました。

(Y・Sさん/女性/25歳)






総評

最近の空き巣は犯行時の服装も営業マン風のスーツ姿が多いなど、従来の泥棒のイメージとは違って見分けがつきにくいようです。集合住宅では低層階が狙われやすいとはいえ、中高層階なら隣の建物から侵入し、ベランダ伝いに移動して次々と盗みを働くケースもありますし、最上階なら屋上からロープを伝ってベランダへ入り込むこともありますから、どの階が安心だとは決していえませんね。
空き巣は侵入までに5分以上かかると7割以上はあきらめるといわれています。だからこそ、侵入口となりそうな箇所すべてに防犯対策を施すことが大切です。また、カギの掛け忘れなど、うっかりミスのせいで被害にあうケースも多く見られますから、オートロックシステムであっても、お部屋の玄関を一歩出れば外という意識をもって、どんなときでも戸締まりは絶対にお忘れなく!
お部屋を選ぶ際には、確実に空き巣をシャットアウトできる物件かどうか、何をプラスすれば防犯効果が高まるのか、といった視点からも細かく検討しましょう。


居住用賃貸物件を探すpage top