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何よりも予算が第一と考えるのは、ほとんどの人に共通すること。
間取りはカップルの場合、2DKや2LDKに住んでいる人が多いのですが、理想は60m2以上の3LDK。ファミリー世帯の住まいは50m2以上の3DKや3LDK が中心ですが、80m2以上の4LDKが理想のようです。
居住エリアは勤務先や実家へのアクセスの良さで決めることが多く、特にファミリー世帯は子育て中に妻の実家を頼ることが多いためか、妻の実家と行き来しやすいエリアを選択する傾向があります。
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人数が増えれば生活費も増えるので、家賃は将来設計も考慮しましょう。パートナーと金銭感覚のズレが大きいと後々もトラブルのもと。生活の中で何を優先するのかも確認しておきたいものです。
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共働きなら2人の勤め先の中間エリアがベスト。往復の時間や電車の混雑ぶりも考慮して、平等になるようなエリアを選びましょう。自治体の子育て支援制度などの情報もエリア選びの参考に。
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不動産広告の表示は「1畳=1.62m2」。
同じ平米数でも間取りや生活動線によって広さの感覚は変わります。間取りだけが希望と違うときは「工夫次第でどうにかできる!」と柔軟に考えるのも一案。
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駅や都心からの距離、街のオシャレ度、上の階か下の階か、和室が必要かどうか、内装が新しいか古いか、お風呂の大きさ、収納の多少、日当たり、リビングの広さ……等々、パートナーと意見が合わなくなりそうな事柄は実にたくさんあります。
不動産会社の店頭や内見の現場へ行ってから、意見が食い違って収拾がつかなくなるようなことがないよう、事前に細かい部分まで話し合って決めておきたいものですね。
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間取り図や画像で物件を見たつもりでいても、実際には現地へ行ってみて初めて気がつくことばかり。忙しいからとパートナーに任せきりの人もいますが、内見には住む人全員で行きましょう。
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間取り図に「南向き」と書いてあっても窓の前が建物だったり、「リフォーム済み美室」でも床がきしんだり、「追い焚き風呂」がバランス釜のことだったりする場合もあるので、現地確認は必須!
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カップルには「ウォークインクローゼット」「大きいお風呂」「追い焚き機能」「温水暖房便座」が人気。ファミリーは団らんスペースに「床暖房」を望む声が多く、「屋根付き駐車場」や「広いテラス・庭」も。欲を言えばキリがないので、本当に必要なものを絞り込みましょう。
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毎日のことだけに予想以上に駅から遠いと通勤がつらくなってくる場合も。電車通勤で帰りが遅くなる仕事なら、やや予算オーバーしても駅に近い物件を選ぶという人もいます。
また、集合住宅の場合は居住者がどんな人かということも、おおいに気になるところ。内見の際にチェックするのはなかなか難しいのですが、共有スペースの状態などが一つの目安になりそうです。
水回りや建具の立て付けなども入居後に困らないよう、しっかり確認しましょう。
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周囲の建物は日照に影響しないか、近所に騒音の原因になりそうな大通りや線路、工場、学校、カラオケ店などがないか、悪臭のする川やゴミ置き場の有無もチェック。幼児がいるなら周辺の道幅の危険性も確認を。
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通勤時の電車の本数、ラッシュ時の混雑具合、ターミナルからの終電の時刻などを調べましょう。駅との往復に自転車を使うなら、駅前の駐輪場の有無もチェックを。駅周辺や夜道の治安の確認も大切です。
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深夜または24時間営業のコンビニやスーパー、ドラッグストアなどが近くにあるエリアは、やっぱり便利。急に必要なものがあっても入手しやすい上、外食やデリバリーの回数が減って節約にもつながります。
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駐輪場が狭かったり規定の台数で埋まっていたりして、引っ越してから自分の自転車が置けないことが判明するケースも。駐輪場の有無だけでなく、空きがあるかどうか、料金の要・不要、有料の場合はいくらかといったことも契約の前に確認しましょう。
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共有の階段や廊下に私物が置きっ放しだったり、集合ポストの周りにチラシ等が散乱していたり、駐輪場の自転車の並べ方が乱雑だったりという物件は、住人のマナーや管理の状態がNGかもしれません。
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隣や上下階の騒音は一番のストレスになりやすいので、壁や床の防音性の確認を忘れずに。居住者については調べにくいものですが、不動産会社に聞くほか、バルコニーや車などの雰囲気から様子を探る手も。
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玄関ドアの近くに外階段がある場合は、不審者が外部から侵入しやすいか、隠れやすい死角がないかを見ておきましょう。バルコニーを確認するときも屋上や隣の建物との距離、外部からの視線にも目を配って。
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子育て中の場合は同じような子育て世帯の多い物件のほうが、子どもの泣くのも騒ぐのもお互いさまだから安心とも言えます。子どものいる家庭同士ならコミュニケーションが取りやすいというメリットも。
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引っ越してから気づいたという人が多いのは水回りの不良。内見時にはキッチンや浴室、トイレなどの水を流して水量や排水を必ずチェック。建具もドア、ふすま、窓、クローゼットなど全部の扉を開閉してみて、立て付けの良し悪しの確認を。
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「明るい印象の部屋」と「日当たりの良い部屋」は違います。採光が不十分だと底冷えや多湿に悩まされ、気密性の高い建物ほど結露しやすい場合も。日当たりや風通しはなるべく時間帯を変えてチェックを。
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家族が多くなるほど持ち物も増える一方。内見時はガラ〜ンと広く見えた部屋でも、家具を一つ置くだけで狭く感じることも。持ち込む家具の大きさや収納したい物の量はなるべく正確に見積もりましょう。
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防水パンの有無やサイズの確認以外に、最近、人気のドラム式洗濯乾燥機の場合は、設置場所の面積だけでなく洗濯機置き場のドアの幅もチェックを。本体と蛇口などがぶつからないかも確認しましょう。
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お部屋を探し始めてから契約までに要した日数は、カップルが1〜2か月、ファミリーは 1か月以内または3か月以上が多いようです。
例年1〜3月の繁忙期は物件数も多いのですが、検討中に別の申し込みが入ってしまうこともあります。でも、じっくり検討できる時季は出回る物件数が少ないので、お部屋探しのタイミングは難しいのですが、いつ内見しようとも冷静にしっかりチェックしましょう。
完成前の新築物件だったり、まだ住人が居たりして内見できなかった場合、入居してみると「間取図と違った」「壁紙の色が予想外でビックリ!」という人も。どうしても内見できない場合は、不動産会社の担当者に自分が知っておきたいことを納得のいくまで確認しましょう。
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